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なんちゃって「レスポールレプリカ」を組む 第2章
Let's make LesPaul Reprica.
文章 trao.com guitars  TRAO 2006.04.25.


部品20% 木部80%

レプリカを組むにあたって何が大切かといえば木部だろう。これが完成度の80%を占めるといっても良い。今回は良質のものがたまたま発見されたのであって、じゃあ実際用意するとなると大変だと思う。

今や、一般からカスタムオーダーを受け付ける工房はだいぶ増えた。良い材さえ確保すれば、それなりの価格で木部を作って頂けると思う。フルオーダーではなく「木部だけ〜」用意してもらえれば組む工賃を節約できる。調整などは自分でやってしまう。

このようにして本物ではなにぶん融通の利かない仕様も自分の思い通りにできるというメリットがあると思われる。


上位機種コピーモデルの高騰

1980年前後の完成度の高いトーカイやグレコの上位機種は高騰してしまった。一時はこの辺で充分満足いったものだが、今やジャパンビンテージとして高い評価を受けるまでになったのである。なにより人より先に目を付け安価に手に入れるのが得策と言われる。イヤらしいとは思うが。そしてここまで高価になってしまったジャパンビンテージにもう未練はない。オービルですら上位機種は高騰しているのだ。それだけレスポールスタンダードというものは人を魅了するものなのだろう。
仕上がったレスポールレプリカ2本

      


クルーソン2コブペグ、Gibson PU(フロント)、ゼブラのダンカンPU(リア)、依頼主の好みでピックガード、ポイントワッシャーはなし。レトロスペックのハットノブが良い感じ。ワンピースマホガニーボディ。大人しいフレイムだが全体にびっしり入っている。バック塗装は途中で辞めたようで艶はない。クラックがかなり入っている。













予算の都合で手持ちのJackson PUが悲しい(笑)トラオ所有の1本。リアはディマジオ スーパーディストーション??。今、最安値と思われる2,000円の台湾製ペグが付いている。ちょっと激しすぎかなと思われるフレイムグレインがレプリカらしくて良い。こちらもレトロハットノブを使用。リアエスカッションの取付位置は若干間違えた。泣 バックは未塗装のまま。写真では分かりづらいがトップにはたくさんのクラックが入っている。



まだ細かいセッティングが出ていない。そのため弾き心地、音ともイマイチだ。使用する弦やナット、ブリッジに若干手を加える予定。そして弾きこまなくてはね。

で、約1ヶ月に渡り2本組み終え、納品。笑 ついでに記念撮影。満足して頂けたようでホッとしました。

レスポールレプリカを組むには

部品代で25,000円(PU除く)、PU2つ 25,000円、木部、例えば120,000円、取付工賃で30,000円とするならばおよそ200,000円でそこそこのレスポールレプリカが組める計算となる。ジャパンビンテージ上位機種で120,000円くらいが相場とするならばまだ高いか。もう少し思案してみたいものだ。より満足できる現時点でのレスポールレプリカの追求である。

現在入手可能なレスポール(シェイプ)コピーモデルメーカー及びオーダーメーカー
エドワーズ(ESP) トーカイ楽器 フェルナンデス コンバットギターズ

その他にもありそうだが主だったところはこの辺だろう。特に気になるのがエドワーズのもの。店頭売価で90,000円くらいで買えると思う。確かにジャパンビンテージには希少価値が付与されている。これは所有感を増す大きな要因なのは否めない。

では純に、そのものを愛するには・・・。難しい話はよしとして、「なんちゃって」を楽しむにはレプリカはとっても面白いのだ。また、3章では今回組んだレプリカの詳細をお伝えしたいと思っている。
 

パーツ等入手先・リペア(敬称略) 宮田工房 昭和楽器 ミュージックプラントつくば店 大石楽器店 ヤフオク KERRY GREEN

3章へ続く
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